エキゾチック・マター(eXotic Matter)の略で、未知のエネルギー物質と言われています。地球上のあらゆる場所に存在していますが、特に「ポータル」と呼ばれる特別な場所には多く出現することがわかっています。
この物質の特性として、人間の精神に対する強い影響が発見されており、またその他にも様々な活用の可能性が見いだされています。一方で多量に被爆することによって精神崩壊や、場合によっては死に至る危険も指摘されているものです。
第2次世界大戦の頃にはすでにその存在が確認されていたと言われ、軍事利用の目的から各国の国家・企業はずっと秘密裏にこの物質を研究してきました。しかし2012年にスイスのCERN(欧州原子核研究機構)でアメリカが行った実験中に事故が起き、これによってXMの存在は世界中に知られることとなりました。この事故にまつわる一連の事件は「啓示の夜」と呼ばれています。